兵庫県商工連会報1月号(第737号) 
      平成30年12月20日発行


更なる小規模企業支援に向けて
兵庫県商工会連合会  
会長 志智宣夫

 新年、明けましておめでとうございます。皆様とともに平成最後の新春を迎えられたことに心より感謝を申しあげます。
 平素は、当連合会の事業運営に格別のご理解、ご支援を賜り厚くお礼申しあげます。
 さて、昨年を振り返りますと、国外においては史上初の米朝首脳会談をはじめ、米中の貿易摩擦の激化などアメリカをめぐるアジア情勢が世界経済に大きな影響を及ぼしました。
 国内においては、9月に行われた自民党総裁選で安倍首相が三選を果たしました。中小・小規模事業者に寄りそった施策等が引き続き、展開されることを期待しております。
 景気をみますと、雇用・所得環境の改善が続くなか各種政策の効果もあり緩やかな回復が期待されています。さらに今後は大阪万博の誘致などによる効果も期待されています。
 しかし商工会地域の中小・小規模事業者においては、少子高齢化や人口減少、後継者難や人材不足など課題が山積しているのが現状です。
 また、昨年は西日本豪雨や北海道地震、相次ぐ台風の発生など自然災害に大きく揺れ動かされた一年でもありました。被害に遭われた地域の皆様の一日も早い復興を願うばかりです。
 当連合会では、昨年は事業承継支援として、経営指導員等に対してOJTを実施する「スーパーバイザー派遣事業」により各商工会地域にスーパーバイザーを派遣、地域ごとに現況と課題等についての意見集約を実施しました。
 一方、県政150周年を迎えた兵庫県では、多様性に富む地域の個性を発揮し、各地で様々な記念事業が実施されている中、その一環として11月に「商工会女性部全国大会」を開催しました。全国各地から2千人を超える女性部リーダーに兵庫の魅力を発信することができました。
 本年は、4月から「働き方改革関連法案」が順次施行されます。加えて10月からは「消費税増税」と初めての「軽減税率制度」が実施されます。価格転嫁や軽減税率導入に向け支援体制の強化を図るとともに引き続き多様な小規模事業者を支援するため、きめ細やかな伴走型支援に取組むとともに、関係団体とも連携し「経営発達支援事業」を通じた地域の元気づくりを推進いたします。
 最後になりましたが、会員事業所の益々のご発展と更なるご繁栄を心より祈念申しあげ、新年のご挨拶とさせていただきます。