経営支援事例発表 全国大会にて、宍粟市商工会 飯田聡氏 最優秀賞に輝く!

 去る10月25日、第8回経営支援事例発表近畿大会(会場:京都市・京都タワーホテル)において、最優秀賞に輝いた兵庫県代表・宍粟市商工会 飯田氏が、12月3、4日に開催された全国商工会職員協議会の下期研修会で行う全国大会(会場:東京都昭島市 フォレスト・イン昭和館)に出場した。
 兵庫県代表が近畿大会で最優秀賞受賞し全国大会に出場するのは、平成28年度の後藤氏(多可町)を皮切りに、柳氏(加東市)、横畑氏(多可町)と続いて4年連続6回目となる。
発表のテーマは「伴走型支援に必要な3つの事 ~ご飯が食べられる創業計画ができるまで~」とし、過去の経営指導の経験を活かし、時には創業者に苦言を呈しながらも、創業者の思い、夢を実現に向け伴走型で支援をする必要性とやがては自走に切り替える重要性を伝える内容とした。
全国大会は研修会1日目に開催され、近畿大会と同じく発表の順番は最後であった。昨年度優勝した兵庫県代表という重圧と緊張の中、飯田氏は堂々と支援事例内容を発表した。


▲堂々と経営支援事例発表をする宍粟市・飯田氏

審査委員長が、「経営のプロセスは数値。全ての発表にこの要素が含まれ、高次元の支援内容であった。これからは、マーケティング、パッケージそして社名の由来。更に地域や市民、他の企業を巻き込んだ支援がカギとなるだろう。」と総評を述べ、そして「満場一致で最優秀賞は、近畿ブロック代表飯田聡氏。」と発表した。2年連続3回目の最優秀賞の受賞が決まり、兵庫県下の商工会職員が行う支援への熱さと層の厚さを感じさせた。
情報交換会であいさつに立った飯田氏は、「支援を通じて商工会員から感謝をされる。こんなに素晴らしい仕事はない。これからも共に頑張りましょう。」と述べた。


▲見事最優秀賞に輝いた宍粟市・飯田氏(中央)と、当日応援に駆け付けた支援先企業萬まる堂の皆さん(中央左右2名)他